留学先としての魅力
- 物価が安く、留学費用が激安
- マンツーマン中心の授業で、会話力が伸びる
- 日本から近く、時差も少ない
フィリピンの基本情報
東南アジアに位置し、7107の島から成る共和制の国。スペイン、アメリカに植民地にされ、第二次大戦中は日本に占領され、独立したのは1946年です。
典型的な多民族国家で、タガログ族やセブアノ族など数十の民族があり、また、言語も80以上あると言われていますが、公用語は英語。国別英語話者ランキングでは世界4位を占めています。そのため、格安で語学留学ができる国として早くから注目されており、最近は大学生や社会人はもちろん、企業の英語研修や親子留学でも人気です。
大都市として魅力のある首都マニラのほかに、セブ島をはじめとするリゾート地も多数あり、様々なスタイルの滞在が可能。フレンドリーな国民性も魅力のひとつです。
首都 | マニラ |
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人口 | 約1億98万人(2015年5月 フィリピン国勢調査) |
面積 | 299,404平方キロメートル |
公用語 | フィリピノ語、英語 |
通貨 | フィリピン・ペソ(PHP) |
宗教 | 主にキリスト教 |
時差 | −1時間 |
アクセス | 日本からマニラやセブ島へは、直行便で約4時間30分 |
ビザ情報 | 30日間はビザは不要(移民局に滞在延長ビザを申請すると、1か月単位で最長1年まで延長が可能)。ただし、留学する場合は入国後に、「特別就学許可 」(SSP /Special Study Permit) の取得申請が必要。語学学校が代行申請してくれる。 【学生ビザ】 学位取得が目的であれば、事前に学生ビザを申請しておく。 【短期渡航者用ビザ】 学位取得を目的とせず、31日以上滞在して、短期語学コース等を受講するなら、事前に短期渡航者用ビザを申請しておく。 【特別居住退職者ビザ(SRRV)】 35歳以上で、年金受給や現地銀行への一定額以上の定期預金などの条件を満たす場合、条件を満たしている期間中は、無期限のビザが取得できる。 【特別退職者訪問ビザ(SRVV)】 フィリピンに住居を所有している人や、フィリピン退職庁(PRA)指定の施設に滞在する場合に限り、1年間有効のビザが取得できる。 |
※ご紹介している情報は、外務省、フィリピン政府観光省、在日フィリピン大使館、フィリピン退職庁などの公式サイトを参考にしています。内容によっては変更される場合もありますので、渡航前に最新情報をご確認ください。
フィリピンの生活情報
留学が目的とはいえ、快適に滞在できなければストレスが溜まってしまいます。
フィリピンの気候や環境、物価、食についてよく理解したうえで渡航しましょう。
物価の安さが魅力! マッサージも激安で受けられる
なんといっても物価の安さが魅力のフィリピン。地元のベーカリーのパンは1個20円程度から買えます。また、フルーツは日本に比べると激安。名産品のマンゴーは1個50円程度なので、ぜひ現地で食べてみましょう。ただし、物価に比べると輸入品は極端に高くなります。例えば、地元のビールは100円程度で買えますが、日本のビールはその1.5〜2倍くらい。スターバックスカフェも日本とあまり変わらない価格です。
マッサージも60分で500円から1000円くらいと、激安です。ネイルも両手で500円程度。滞在中は勉強に疲れたら、ぜひマッサージに行ってみましょう。リーズナブルなので、週に数回は通えます。
フィリピンの公共の交通機関には、電車、バス、タクシー、バイク、乗り合いバスがありますが、スリの被害に遭う可能性が高いので、外国人は基本的にタクシーを利用します。語学学校でも移動にはタクシーを利用するよう注意されるので、必ず守りましょう。タクシー料金は安く、初乗りが100円程度、1時間乗っても800円程度で気軽に利用できます。ただ、道路事情が悪く、渋滞にはまると10分で行けるところに30分、40分かかってしまうので注意が必要です。
フィリピン留学は寮、ホテル、コンドミニアム滞在が一般的
フィリピン留学の場合、学校の寮に滞在する形式が大半です。学校は治安のよいエリアにありますが、離れた場所から通学することが治安や交通の面で難しい場合が多いからです。学校と寮が同じ建物にある場合は、治安面だけでなく、通学時間がゼロというメリットもあります。とはいえ、学校まで徒歩数分で通える治安のよい場所に滞在先を確保している学校もありますし、たとえ滞在先が離れていても送迎バスが用意されているので安心です。
寮は2人〜4人部屋が安くて学生など若者には人気ですが、40代以上にもなると1人部屋のほうが落ち着くでしょう。男女で寮のフロアが分かれているところもありますが、ご夫婦やカップルで2人部屋を利用できるところもあります。
寮滞在はちょっと抵抗があるという方は、ホテルやコンドミニアム内に学校があり、客室を寮代わりに使っている学校や、滞在先としてホテルやコンドミニアムと提携している学校もあるので、そちらを選ぶといいでしょう。
学校や寮で食事が提供されるスタイル。たまの外食で気分転換を!
フィリピンの語学学校は、英語の勉強に専念してもらうために食事付きが一般的です。日本人経営の学校は和食、韓国人経営の学校は韓国料理を提供しているところが多く、なかにはフィリピン料理を提供している学校もあります。食事が合わないとストレスも溜まるので、学校を選ぶ際は、食事の内容や評判も検討材料にすることをおすすめします。
朝、あるいは夜だけでも食事を作りたい方は、滞在先としてキッチンのある寮やコンドミニアムを用意している学校を選ぶといいでしょう。ショッピングセンター内のスーパーマーケットに行けば、食材はいろいろとそろっています。少し高くなりますが、味噌や醤油、カレー粉など日本の食材も手に入ります。
外食に関しては日本食はもちろん、ステーキ屋にイタリアン、タイ料理やメキシコ料理など様々なレストランがあります。フィリピンの物価を考えると割高ですが、日本と比べれば、おしゃれなお店でもお得感があります。たまの外食は気分転換にもなるので、おすすめです。地元の屋台や食堂は50〜100円程度と激安ですが、慣れない日本人はお腹を壊すこともありますので注意しましょう。
※文中の金額や税率は変更されることがありますので、ご注意ください。
おすすめの都市
語学学校が多く、滞在しやすいフィリピンの都市をピックアップしました。
勉強しながら暮らしてみたい都市を見つけましょう!
- スペイン統治の面影残る
アジア屈指の世界都市 - フィリピンの玄関口マニラは、17の行政区域が集まる巨大都市。近代的な高層ビルや大型ショッピングモールが立ち並ぶ一方、スペイン統治時代の遺跡や歴史的建造物が多く残され、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。日本から直行便が就航するアクセスの良さや、優秀な講師をそろえた語学学校が多く、留学先として定評があります。
- プラン、費用、オフタイムと
すべてが言うことなし!の人気留学地 - フィリピンで最も留学生が多い場所として知られているのが、世界的ビーチリゾート・セブ島。日本から4時間半という近さや料金の手頃さ、ジュニアからシニア、親子留学、スパルタ留学まで揃った多彩なプラン、マリンスポーツやエステ、ショッピングなどを楽しめるオフタイムの充実度など、目的に合わせてアレンジできるのが最大の魅力です。
- ネイティブ講師が多い留学の穴場
豊かな自然でレジャーも満喫! - マニラの北西約90キロにあるクラークは、91年までアメリカ空軍基地があった場所。今でもアメリカ人が多く暮らしていることから、ネイティブ講師から授業を受けられる語学留学の穴場として人気です。日本から直行便はありませんがインフラは整っており、気候も安定。ピナツボ火山やゴルフ場などさまざまなアクティビティが楽しめます。