学校の外でも、できるだけ英語を使う。

授業中だけでなく、生活全部で英語を使う機会があるのが留学の醍醐味です。学校の外であっても、道を聞いたり、お店やホテルの人に話しかけたりとできるだけ英語を積極的に使うように心がけてみてください。

最初は、会話が続かないかもしれません。相手の答えが聞き取れない場合もあります。そんなときは、学校の先生に正しいフレーズを確認してから実践してみたり、よく知っている場所までの道をわざと聞いてみたり、レストランで食べたことがあるメニューの内容を尋ねてみたりするのもおすすめです。実際の会話で、習った英語や自分の知っていることが、どのように表現されるかを確認してみると理解も早くなるでしょう。

とにかく好奇心をもって、積極的に、少しでも多く、自分の口から英語を発し、聞くことが大切です。そうすることで、学校や教科書の中だけでは得られない、生きた英語力と自信が確実に身につくはずです。

この記事を書いた人

玉居子泰子Yasuko Tamaiko: 大阪出身。高校時代にアメリカアーカンソー州に留学。東京外国語大学卒業後、英米翻訳書籍の出版社勤務を経て、フリーランスの編集・翻訳者に。共訳書に『天才シェフ危機一髪』（日経BP社）『ピース・ウーマン』（英治出版）。2005年にベトナム・ホーチミン市に移住し、ライター業を開始。その後日本に戻り、育児雑誌の編集をする傍ら、教育、留学、女性の仕事、人物インタビューなどを主なテーマに、雑誌、webサイトの編集・ライターとして活動を続けている。