留学の心得
日常生活編

日常生活で困ったことがあったら相談する。

外国生活では、習慣や考え方の違いから、困ることがあるのは当たり前です。最初は戸惑うかもしれませんが、まずは違いを受け止め、「こんな風に考えるんだ。こんな習慣があるんだ」「こんな時は、この国の人はどうするのだろう?」と好奇心を持って接してみましょう。文化や常識が異なるとわかっていれば、それほど腹がたつことも困ることもありません。

ただ、どうしても気になることがあれば、自分の中で我慢しようとせず、学校の先生や、手配会社あるいは現地サポート会社のスタッフ、知り合いなどに相談してみましょう。文化の違いを学ぶきっかけにもなりますし、ときに交渉や意見を伝える際の、英語の言い回しを学ぶチャンスにもなります。周囲の人の力を借りながら、何にでも好奇心を持って滞在を楽しんでください。

この記事を書いた人

玉居子泰子Yasuko Tamaiko
大阪出身。高校時代にアメリカアーカンソー州に留学。東京外国語大学卒業後、英米翻訳書籍の出版社勤務を経て、フリーランスの編集・翻訳者に。共訳書に『天才シェフ危機一髪』(日経BP社)『ピース・ウーマン』(英治出版)。2005年にベトナム・ホーチミン市に移住し、ライター業を開始。その後日本に戻り、育児雑誌の編集をする傍ら、教育、留学、女性の仕事、人物インタビューなどを主なテーマに、雑誌、webサイトの編集・ライターとして活動を続けている。