留学の心得
語学学校編

マンツーマンレッスンは、学びたい内容をリクエストする。

オプションで申し込めるマンツーマンの授業も、基本的には通常のカリキュラムにのっとり、グループレッスンと同じ教科書を使った授業が行われます。グループレッスンの復習として、マンツーマンを受けたい場合はいいのですが、弱点克服のために異なる形の授業にしたい場合は、先生に具体的にリクエストをしてみましょう。

「もっと日常会話の練習をしたい」「苦手な文法をじっくり教えて欲しい」「聴き取りを強化したい」など、要望を率直に伝えることが大切です。授業内容を自分仕様にカスタマイズできるのも、マンツーマンの魅力。日常生活でうまく相手に伝えられなかった言葉や、お店で通じなかったフレーズがあったら、言い回しを先生に質問してみるのもいいでしょう。マンツーマンだからこその良さを最大限に生かして、生活の中で実践的に使える英語を学んでいけるといいですね。

※フィリピンの語学学校は、基本的にマンツーマンレッスンが中心です。カリキュラムは学校によって異なりますので、確認してみましょう。その場合も、マンツーマンならではの質問のしやすさはどんどん生かして、積極的に会話の練習を行うことをおすすめします。

この記事を書いた人

玉居子泰子Yasuko Tamaiko
大阪出身。高校時代にアメリカアーカンソー州に留学。東京外国語大学卒業後、英米翻訳書籍の出版社勤務を経て、フリーランスの編集・翻訳者に。共訳書に『天才シェフ危機一髪』(日経BP社)『ピース・ウーマン』(英治出版)。2005年にベトナム・ホーチミン市に移住し、ライター業を開始。その後日本に戻り、育児雑誌の編集をする傍ら、教育、留学、女性の仕事、人物インタビューなどを主なテーマに、雑誌、webサイトの編集・ライターとして活動を続けている。