いつも飲んでいる薬があります。持っていけますか?
頭痛薬や胃腸薬、便秘薬など、普段から飲みなれている薬は、いざという時のために留学先にも持っていきたいもの。また、風邪薬やアレルギーの薬など、海外で具合が悪くなった時のために持っていきたい薬もあるでしょう。
日本の薬局で手に入るような市販薬であれば、どの国でも持ち込みを拒否されることはまずないでしょう。できれば箱ごと持ち込むほうが無難です。入国審査カードでの申告が必要な国では、係官から内容を聞かれることも多いため、何の薬かは答えられるようにしておいがほうがよいでしょう。製薬メーカーのウェブサイトなどで、英語の添付文書などがダウンロードできる場合もありますので、調べてみましょう。
持病の薬などを医師に処方してもらう場合は、英語の診断書を出してもらうとよいでしょう。さらにその薬のメーカーに英文の添付文書を依頼すると安心です。これらがあると、滞在先で具合が悪くなって現地の医療機関にかかる場合でも、よりスムーズに治療が受けられることが多いようです。一部の睡眠薬や強い咳止め、漢方薬などは持ち込めないことがあります。大使館などのウェブサイトで確認した上で、医師とも相談して持っていくようにしましょう。
また、あまり大量だと売買目的だと疑われかねないため、注意しましょう。国によっては最大3か月服用分などと規定がある場合もあります。
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この記事を書いた人
- 永坂佳子Yoshiko Nagasaka
- 留学情報誌の編集、留学情報サイトのディレクターなどを経て、現在はフリーランスとして、さまざまなジャンルの編集、ライティングなどを手掛ける。英語を含め語学は“とっても”苦手で、何度も英語学習に取り組んでは挫折を繰り返した過去が。海外へ行くこと自体は好きなので、オンライン英会話で挽回を誓うが、果たして結果はいかに……。